2004年4月25日

帝王切開術後1日目

 朝の回診で、今日中に導尿管を取りたいので歩くように言われる。
早く動くようにすることで、血栓症予防にもなるらしい。
「手術して昨日の今日なのに、そんなのできるの!??」と少々ビビる(^_^;)しかし導尿管は確かに早く取りたいし、練習を決意。
昼前、看護婦さんの立会いのもと歩こうとしてみたが、怖いのと痛いので思うようにいかない。まずは寝ている状態から起き上がることがものすごい重労働…。普段何気にしていることがこんなに大変なことだったとは思いもよらず…。この時は座るのがやっと。
「今日中に立つなんて絶対に無理!(><)」と思った。

 午後の回診の後、先生が録音されたむにの産声と生まれたての写真がのったカードを持ってきてくれた。これと同じようなものを買おうと思ってたので(買おうとしてたのはもうちょっと豪華なやつだけど)得した気分。

 午後2時の面会時間開始時間ぐらいにダンナと義母が訪問してくれた。部屋に着くなりダンナは嬉々として新生児室からむにを連れてきた。名前を早く決めなきゃ、みたいな話をした。私が、「ある人は候補の名前をかたっぱしから呼んでいって反応が一番良かった名前にしたらしいよ」と言うと、ダンナは一生懸命候補の名前を次々とむにに呼びかけていた(笑。あまり反応はなかったけど)

 二人が帰った後、昼間は歩くのは絶対無理だと思ったけれど、やっぱり動きたいので何度か座っているうちに立ちたい気になってくる。とはいえ、気だけでもう今日はやめようかなぁ、と(苦笑)。
でも、午後から来た午前とは違う看護婦さんの一言でまたやる気が出る。そして、夕方、動くテーブルと点滴台につかまったかなり危なげな姿勢ではあったけれど、立つ&歩くことに成功。

 7時半頃、看護婦さんがむにを部屋に連れてきてくれた。
そして初めての授乳。傷をかばいながらの授乳。おっぱいを片側1分間ずつ吸わせてみるが、当然というか、まったく出ず、糖水20ccあげる。
 夕方に歩けるようになったので、夜寝る前に導尿管を抜いてもらった。抜くときにはちょっぴり「ツンッ」と痛かった。