2004年4月22日

第2回入院:10日目(37週3日)

入院生活ももう約2週間。文字にするとそんなに長い間ではないけれど、私としてはその倍ぐらい時間が経ったような気がする。…一体いつまでこの生活が続くのかと思うと、憂鬱になってくる。
朝トイレに行くとやはりちょっと出血していた。いつもトイレに行くときは出血しないようにと祈るような気持ちでいくのだけれど、やっぱり今日も裏切られた。悲しい。今日のはちょこっと塊っぽかった。余計にブルー。
午前の回診では、「赤ちゃんは全くの元気ね。これで破水さえしてなければ自宅待機になるところなんだけど、破水している以上そうもいかないんでね…」と副院長。やはり外出したりして気分転換をしながら子宮口の成熟を待つということに。
その後、シャワーをあびたりした後、1階の診察室に下りて感染症予防のための膣内消毒。これをしているといつもお腹のベビは激しく動く。内診台に乗ってるから体勢が変わるのが嫌なのか、それとも私がこれをあまり好きではないのが分かるのか…(笑)

昼は出血がなかった。ちょっと嬉しい。
検温と健康チェックの後、駅の方まで外出することにした。
行きはのんびりと歩いていく(ちょうど下り坂なので楽なので)大きなお腹をさすりさすり、腕の点滴のパイプを見えないように気遣いながら、できるだけあたりを見て歩く。あまり外に出られないから、こんななんでもない外の風景がとっても新鮮。見逃してはいけないもののように見えるから。
帰りは上り坂がきついのでタクシーを使う。
帰ってからNSTと点滴。約40分間のNSTの張りは自分が感じるので5回ほど。
それが終わると夕食。マカロニグラタンがおいしかった。
面会時間ぎりぎりに父が来て着替えなどを渡してくれた。ちょっとの間だったけど、話し相手が来てくれて嬉しかった。病院にいると本当に看護婦さん以外誰も話す人がいない。看護婦さんだって忙しいから始終一緒にいるわけではないし、個室だから話し相手もいないからね…。
22時頃、寝る前に胎児心音の確認をしたけど、特に心音に問題なく、ベビは元気だった{はあと} 本当にそれだけが救い。