2004年4月 7日

第1回入院:1日目(35週2日)


  • 朝出血し(すでに何度目かの出血。オリモノに混じる程度)病院へ電話すると「すぐきてください」と先生。
  • 午前中、受診。1時間ほどのNSTの結果、赤ちゃんは相変わらず元気だが、度々出血するのはやはりおかしい(重大な病気が隠れている可能性がある)ということで、経過観察のために入院と言われる。心のどこかに入院となるかもしれないという思いはあったものの、実際に言われるとショックだった。

    その後、診察室を出ると看護婦さんから「入院準備できてる?とりあえず赤ちゃんのものは後でいいから、お母さん(私)の準備だけしてきて」と言われる。そのころはすでに午後。「いつごろ来られる?」との看護婦さんの問いに、うーん、と考え込んでいると、「○○(←実家のある場所)だと帰って来て、となると早くても1時間以上かかるから4時ごろかしらねー」「6時から夕食の時間なのでそれに間に合うように、なるべく早く来て」とも言われる。
  • 病院をとりあえず出て、入院するとのことを、連れてきてくれた父と家で待つ母とに携帯電話で知らせていたとき、不覚にも涙が出てきてしまった。
  • 家に帰る途中の車の中でダンナにメール。もしかするとおしるしかもしれないので近日中に生まれてしまうことも頭に入れて置くようにいうと「続報を待つ」との返事。家に着いてから自宅の義母にも連絡。
  • 4時ごろ家を出る。確か病院に着いたのは5時すぎ。
  • 夕食が近いので抗生剤の点滴などは夕食後にすると言われる。

    抗生剤のテスト(抗生剤を2種類ためし、反応をみて合うか合わないかを調べるもの。合わないと針を刺したところが赤く腫れてしまうらしい)だけするということで2箇所注射針をさされる。15分後にその箇所を看護婦さんが見に来、特に問題ないとのこと。
  • 6時から夕食。
  • 夕食後、NST(分娩監視装置。赤ちゃんの心拍と動き、お母さんのお腹の張りを計測する装置)と点滴。NSTの結果、赤ちゃんは元気。

    点滴の針↓はシリコン製のもので、それと20cmくらいのチューブがつながっている。チューブの先にはピンチコックやガス栓の元みたいにひねって開いて点滴の管と直結するツマミがついている。このツマミがあることで空気をチューブに入れないようにしているらしい。普段はそこをひねってしめて、チューブの先のキャップをつけて、生活する。(チューブは長いのでくるくると巻いてテープで腕に留めておく)点滴をするときはツマミを開いて点滴の管とつなげる。点滴が終わるとチューブの中に血液が固まらないようにする液体を注入される。(だから、生活しているとそのうちに自分の血液がチューブの中に流れてくるのを見ることになるので、精神衛生上よろしくなかった…>_<)点滴するとき以外はこの状態で入院中は刺したまま生活すると聞いてびっくり。いちいち針を刺したり抜いたりしなくても点滴ができるというスグレモノ。

     しかし、いくら安全とは言われても、針を刺したまま生活するというのは気分のいいものではなかったです(-_-;)

  • 午後9時消灯。

    実家に電話、ダンナにこっそり(病院内は携帯禁止だった^_^;)携帯でメール。

    その後、心細くなってしばらく泣いてしまう。でも、点滴用の管(チューブ)に自分の血が流れているのを見つめているとキモチ悪さのためか妙に冷静になれ、涙も止まった。そのままいつの間にか寝てしまった。