2004年1月22日

妊娠・出産の神秘(24週4日)

本当に日記を書くのは久しぶり(^_^;)
9月に妊娠が分かってから、色々ありましたが(つわりで約3ヶ月間寝込んだりとか)、12月に自宅に帰ってきて、最近やっとこっちの生活リズムもできてきて心の余裕も出てきました。
今では日々強くなるお腹の赤ちゃんの胎動を感じながら、幸せをかみしめてます。

さて。
何だか最近芸能界が赤ちゃんの話題で溢れていると思うのは私の思い過ごしかしら。(まぁ、自分が妊娠中だから余計に赤ちゃんの話題に敏感になっているだけかもしれないけど)
ヒロスエや元ちとせの妊娠、そして向井亜紀さんの子供誕生、など。
中でも私が一番気になっているのは向井さんのことかな。
代理母出産という選択をした彼女に世間は色々賛否両論出してるみたいですからね~。
実家の母や義母なんかと話をすると、母たちはどちらかというとあまりよく思っていないみたいな気がする(はっきりとあれはダメだ、とは言わないですが)。やはり代理母出産の問題点が気に入らないらしい。一応話をしてる時は適当に同調してはいるけど、でも本心としては私は向井さんの気持ちがよく分かるから、応援してあげたいなって思う。私だってついこの間までは本当に赤ちゃんが欲しくて欲しくて、でもできなくて…辛かった。もちろん子宮を失った彼女の苦しみとは比べようもないとは思うけど、どうしても愛するだんな様との赤ちゃんが欲しいって気持ちは同じだったと思う。だから可能性があるならどんな方法でも、って考えた彼女の気持ちは理解できる。私だってもしあのままだったら出来る限りの可能性にかけたいって思っていたはずだから(代理母出産まで考えたかはよく分からないし、金銭的に無理とは思うけど)。幸いにして私は不妊治療を本格的に始める前に子供を授かったけど…。
色々問題点はあるけど、彼女が法律的に子供たちの実母にはなれなくても、自分たちが親子だと思っていれば何の問題もない、っていう向井さん夫婦の言葉に本当にうなずかされました。
彼女が今回のことについて本を出したそうなので、明日本屋で買ってこようかなと思います。明日テレビでもドキュメンタリー番組やるそうなのでそれも見よう。

それにしても、子供が生まれるってことは本当に神秘的なことですね。
自分が赤ちゃん欲しくてもなかなかできなかった体験をする前は、赤ちゃんを授かること、そして無事に産み育てられることは自分がそう望むなら当たり前に、何の問題もなくできると思ってた。でも実際はこんなに色んな関門があったりするんですよね。私も、9月に妊娠検査薬で陽性を見てからも茶色いおりものが続いたり、いろんなことがあって不安だらけだった。今ではあの頃よりは心も安定してきたけど、まだまだ毎日心のどこかにある不安を抱えて過ごしている。5月に無事に生まれるまで(もしかするとそれ以降も)ずっと不安はつきものなのかもしれない。とはいえ、とりあえずはこのままこの子が5月まで(というより生まれてもこの世でちゃんと生きていけるように成長するまで)お腹の中で無事に元気に育ってくれて、時が来たら無事にこの世に誕生してくれれば、ってそればかり毎日考えて祈ってます。戌の日に巻いた腹帯は今はしていませんがべッドサイドに置いて、朝起きると「今日も無事に過ごせますように」ってお願いするのが日課になってます。